こんちわ。いつもは、ヘルメット+作業着で工事現場にIOTを導入しているスタートアップの人です。石川幸佑と申します。
大企業かスタートアップかという1番目のドットをどこにうつか
新卒で大企業、スタートアップに入るかという1番目のドット(日本語だと点、今回のブログではキャリアと読み取ってください)をどこに打ち込むかという話題になることが多いです。
1番目のドットをどこに打ち込むかより、
2番目のドットをどこに打ち込むかというほうが大事なんじゃないの?
ということを書きました。
「人生は思ってるほどうまくいかないなぁー」
と感じることのほうが多いはず。
だからこそ、
「うまくいかないなら、どうしようか」というように
どのように軌道修正していくかが大事という思想がこの投稿にはあります。
補足:いくつか参考になる考えはありますが、特にスディーブジョブズのコネクティング・ザ・ドットという考えも参考にしています。
学生と社会人とではゲームのルールが異なる
特に「なんかうまくいってない」と強く感じた自分のタイミング最初の就職でした。
(その前にもいくつかありましたけど)
就職活動の際によく聞く「学生」と「社会人」は違うという話です。
・学生として勉強するといういうゲーム
・社会人として働くというゲーム
この2つは、かなりルールが異なります。
卒業したての学生はルールの違いに戸惑います。
そもそもルールが大きく異っています。
今までとルールが違うのに、大企業がいいのか、スタートアップやベンチャーがいいのかという判断を的確にできる人は多くはないと思います。
1番目のドット。自分はいつまで幸せなのか
前述の通り、1番目のドットはおそらく「就職する」という点になる人が多いはず。
その1番目のドットが自分に最適であれば、それはそれでハッピーですよね。
ただし、環境や時代、年齢が変われば自分に最適なドットも変わります。
仮に定年まで1番目のドットで働けたとしても、人生はまだ続きます。
だから誰にでも2番目のドットを打ち込むときはやってきてしまうのです。
人生で2番目のドットを「自ら」打ち込むことができるのか
1番目のドットで大企業に入ってハッピーではない?
1番目のドットでスタートアップに入ってハッピーではない?
1番目のドットを打ち込んだ後、自分に適していない。
それでも、そのドットのまま過ごし続ける人も多くいます。
1番目のドットにしがみつくしかないという状況になる前に、
2番目のドットを「自ら」打ち込めれば、それは大きなものを得ることができる。
※「自ら」と記載しているのは、他のなにかが決めているのではなく、
「自分自身で積極的に意思決定する」という意味になります。
「自ら」決めなければそれは最初の就職活動と同じように、
何かに迫られた意思決定になっていることが多いからです。
2番目のドットを打ち込むと何を得られるのでしょうか。
2番目を打ち込むと「なんとかなる」感を得る
2番目の打ち込み方の1つが転職です。
転職をする前は、
「本当に転職しても大丈夫だろか?」という不安がめちゃくちゃあります。
ところが、いざ転職してみたら
「けっこう、なんとかなるもんだな」という感覚を得ることがあります。
「なんとかなる」から始まる「人生を少し変えられるかも」という感覚
一度「なんとかなる」という状況を経験すると、
自分の人生に対して、今までとは違った選択肢が見えてくることがあります。
これまでは
「不安だなぁ」「できないよなぁ」という自分フィルター解除され、
「なんかこれもできるかな」「またなんとかなるかも」という感覚になります。
この感覚を得ることは非常に重要です。
会社や組織になんらかの保証を期待せず、変化やリスクを伴う自分の人生の決める決断をしたあとでのみ得られる「人生を少し変えられるかも」という感覚を得る。
この感覚を得た人は次々とドットを打ち込む恐怖が下がり、新しい可能性にかける勇気が増えるはずです。
エネルギーがあるときに2番目を打ち込め!
2番目を打ち込むということには相当のエネルギーが必要になります。
年齢が上がっていくと自分のエネルギーは下がっていきます。
さらに、何か守らなければいけないものが増えると、なかなか新しいことにチャレンジするために必要なエネルギーの量は大きくなります。
だから、エネルギーがある若いうちに2番目は打ち込むべき。
ちょっと前の学生のころは
あんなに、いろんなバイトやサークル、いろんなところに遊びにって、新しいことをにチャレンジしていた。そういう新しいドットを打ちまくっていた。
社会人になった瞬間に
打ち込むことができなくなる人はめちゃめちゃ多いと感じます。
自分が若いうちはエネルギーがあり、立ち上がれます。
まわりの友達もまだ若いからエネルギーがあって、お互い励ますこともできます。
ぜひ、2番目のドットを打ち込んでみてください!
著者:石川幸佑(イシカワ コウスケ) IoTのスタートアップCACH(カック)のCOO(最高執行責任者)で、工事現場や社会インフラ(橋、トンネル)の維持管理の課題解決のためにデジタルトランスフォーメーションを推進中。 経歴はIT企業、SDGs関連のコンサルティング企業、米国のリサイクルスタートアップを経験後、NEDO事業の起業家候補(スタートアップイノベーター:SUI)支援や、東京都の創業支援施設のコミュニティマネージャーとして、多くの起業家やスタートアップの支援を実施。 トレラン後の風呂とサウナが好き。
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